私たちが創造する建築設計は、中立な立場でその土地や地域・立地条件を考慮し、資金(自己資金+融資金)に合った最適なプランを策定するとともに、最も適した管理会社(不動産屋)、工務店を選定することです。
建築計画を事業ととらえ、適正な事業計画を立案します。
3つの観点から評価をし、健全な事業とすることを目指します。
1.商品企画Concept design
周辺環境からテナントの種別・賃料を想定し、建物の外観・スペックに落とし込みます。市場性を重視し、建物の存在感・高級感を演出します。
2.管理計画Maintenance design
メンテナンス作業を想定した作業動線・クリアランスをあらかじめ確保します。 既製品の組み合わせをうまく活用し、維持修繕のコストを低減します。
3.資金計画 Performance design
建設費と想定収益から適正な建築規模を提案します。 長期修繕計画を策定し、賃料収入と比較検討することで、バランスのとれた借入・返済計画を策定します。
安全性・居住性の観点を加えて、設備や部材の仕様・レイアウトを細かく決定します。
価格・寸法・納期などから品番を指定し、それを基に工務店と工事金を確定させます。
工事金・内訳書を精査し、事業計画にもとづいた効果的な予算配分を検討します。
維持管理業務を、建物に関わるものと関わらないものとに分け、管理者の選定と周期的なワークフローを策定します。オーナーが行う業務範囲を規定することで、最適な予算計画を策定します。
建物に関わる保守業務
外壁・躯体・配管などの定期点検建物に関わらない保守業務
賃貸募集・管理、日常的な清掃業務保有する土地について、各々に建築計画・収支計画を策定し、事業性を評価します。その評価をもとに土地開発の順位付け、土地価格の査定、物件の組替え、銀行との融資交渉など資産形成全体のサポートを行います。
既存建物については建物調査を行い、建替・修繕の時期を検証します。検証結果をもとに予算計画を策定し、新規計画と既存改修の時期をふまえたバランスのとれた建築計画を策定します。